以前、
尊敬する先達から、
「私の米国の友人の家なんか、
中古の住宅を買って、自分の好みに合わせて
自分でリノベーションして、まあ、
買ったときよりも良くなっててさ、
それで売るときには買ったときよりも
高く売れたんだよ」という話を
聞いていた。
実際に、
欧米は中古住宅の流通が盛んらしい、
古い家を買うことに抵抗がないのだろう。
今までの日本の住宅は
新築から26年程度で建て替えられていた。
4月から始まった、
インスペクション(建物現況調査)だけれど、
建築物として、一応の評価はされるけど、
木造住宅は、
今まで22年の耐用年数が過ぎると
「建物はおまけで土地の値段だけです」や、
「古い家は解体費用を負担しなければならず、
かえってお荷物」などと
言っていたのをどうやって
中古住宅の価格を決めて流通させるのだろう。
私は不動産については知識がないので
皆目わからないが、
中古住宅が普通に流通するのには
まだ時間がかかるのだろうと思う。