住宅の設計は無料または格安では行えない。

住宅の見積もりに、

設計料の記載がない

住宅会社に

建築を依頼した場合は

設計料がかからないのか?。

 

そんなことは

ありません。

 

建築士法が改正になり、

2008年11月より、

契約前に重要事項説明が

義務化されたのを契機に

多くの大手ハウスメーカーが

設計料を見積もりに

記載するようになったそうです。

 

そもそも、

設計料を記載するようになった

というのは、

今までは記載していなかったが

設計料はどこかに隠れていた

 

といっているに等しいということです。

 

 

そもそも

住宅会社の見積もりに、

今まで設計料が

記載されて

いなかったこと事態、

ごまかしが現れているというか、

ごまかさざるを

得なかったのだろうと思います。

 

建築士法が

再改正されて、

2015年6月末から

延面積300平方メートル(約90坪)を

超える建築物では設計・監理業務について

書面で契約することが義務づけられました。

 

規模の小さい住宅会社も

今まで設計を込みで

住宅を請けてきた会社は

床面積が

300平方メートルを超える場合は

書面で設計・監理契約を

しなければならず、

実際は必ず発生している

設計業務を

設計料はサービスです

とはいえなくなったということです。

 

しかし、

大半の住宅は

300平方メートル(90坪)以下

の場合の方が圧倒的に多いのです。

 

小規模な住宅会社は、

300平方メートル以下の

住宅の場合、書面による設計の

契約を交わす必要がないので、

これからも当面、

“設計料はサービス”と言い続けるらしい、

それは、いままで設計料を

請求してこなかったのに

設計料を見積書に記載すれば、

それは値引きの対象にされてしまうからだ

といっています。

 

「設計料はサービス」はあり得ない。

 

建て主の少数派だとは思いますが、

住宅会社に建物をお願いすれば、

設計料は無料または少額ですむ、

と思う方がいらっしゃれば、

 

住宅会社は、

これからも、

「設計料はサービス」と

言い続けてしまうかもしれません。

 

住宅会社に

そんなごまかしを

続けさせないためにも、

設計料は無料ではできないとの

認識を持つことが大事だと思います。