鎌倉小町の家 1

鎌倉小町の住宅の工事がもうすぐ始まります。

これから住宅の完成まで

工事の進捗を書いていこうと

思います。

 

 

昨日、確認信申請を出していた審査機関に

確認申請を受け取りに行きました。

現在、工務店が見積もり中で

6月末をめどに

工事を開始する予定です。

 

今は工務店が見積もり中なので

ブログでは施主との

細かい内輪の話を書くことが出来ませんが、

現在3社から見積もりを執っていて

見積もり期間が終わっても

工務店との建物請負契約までには

少し調整期間が必要だと思っています。

 

実施設計が終わってから、

相見積もりに参加してほしい工務店に連絡して

図面を見てないうちから見積参加を断られたりして、

施主の要望でほかの工務店を当たったりするのに

時間を使い、見積もり期間を1週間ほど延ばす事に

しましたが、元々金額の調整期間を

見込んでいましたので、

遅くても6月中には着工出来ると思います。

 

計画地は埋蔵文化財の包蔵地。

設計する前の敷地の法的規制の調査で

建築地が埋蔵文化財の包蔵地に当たるのがわかりました。

 

敷地がある付近は地盤面下60cmを超える

深さで工事が発生する場合は、

まず、埋蔵文化財の本格的な調査が必要かどうかを

確認する、確認調査を行う必要があります。

 

まず最初に行ったのは

埋蔵文化財の調査用の

ダミー計画を作成することです。

 

確認調査は実際に建てる建物の計画内の

一部で行うため、ダミー計画とはいえ

実施する計画と、全く違う計画というわけには行きません。

 

そこで、

施主には建築地が埋蔵文化財の包蔵地に当たる事を

説明し、まずは埋蔵文化財の確認調査を

行う必要があり、

実際の建物計画を進めていき、

ほぼプランが固まった段階で

地盤調査を行い、

地盤面から60cmを超える深さに

地盤改良が必要かを判断するという

流れを説明して、

建物の計画をスタートさせていきました。