昨日のブログでは、日本間取り協会という団体が
2017年に注文住宅を建てた建て主
64人を対象に、間取りの満足度ついて
アンケートを実施しましところ、
95%の建て主の方が、
間取りをやり直したいと思っている
、というアンケート結果だったとお伝えしました。
不満の残る間取りで設計して、完成させてしまった
原因として。
住宅会社やハウスメーカーは契約前に
設計に時間を掛けずに間取りをお客さんに提示して、
契約後は、契約前に造った間取りをベースに
具体的な設計に入りどんどん先へ進めてしまいます。
この調査を行った、日本間取り協会の分析では、
建て主は「自分で注文したのだからしようが無い」
とあきらめています。
住宅会社は「間取りに問題がある事に
気づいていないので、同じ問題をくりかえるす」
と分析しています。
それでは、
満足のいく間取りをつくるには、
どうしたらいいのか?
・専門家らしい提案をするところと家づくりを進める。
・建て主自身も出来た間取り図をいろんな方向から
見直してみて少しでも引っかかるところがある場合は、
率直に意見をいう。
満足のいく間取りづくりには上の二つの事が
必要だと書きましたが、それを行うためには
急がないことです。
アンケート結果で、
間取りをやり直したいと答えた、
95%の建て主のうち、
どの部分が満足していないのかという項目では
73%の方が駐車スペースと答えているそうです。
また、玄関と答えた方が72%います。
間取りづくりは納得のいくまで十分時間をかけておこなう。
住宅の設計は間取りを決めてから具体的な設計に入り、
その間取りをベースに先に進めて行くのが一般的です。
一度間取りが決まると後戻りするのが難しくなります。
間取りづくりの段階で十分時間を掛けて納得のいくまで、
間取りを詰めておきましょう。
うい