満足出来る間取りをつくるには1

日本間取り協会という団体が
2017年に注文住宅を建てた建て主
64人を対象に間取りの満足度にかんして、
アンケートを実施しました。

建て主の95%が間取りに不満!

質問は、新築当時に戻れるとしたら、
間取りをやり直したいかと質問して、やり直さないと
答えた方が4.7%、やり直すと答えた方が、
95.3%となったそうです。

結果から間取りに関しては、
多くの方が不満を抱いていることがわかります

一般的な間取りづくりの問題点!

契約前に営業担当者や
その会社の設計担当者と間取りを決めて、
それを基に見積もりを取り、
契約してから細かな設計に入るというのが
一般的な家づくりの流れではないかと思いますが、

契約後には契約前に造った間取りをベースにして
具体的な設計にはいり、
間取りに戻り検討を重ねるという事は
ほとんどしていないのではないかと思います。

住宅会社やハウスメーカーは
間取りを決める基本設計という行為は
手間がかかり割に合わないので、出来れば
早めに終わらせたいと無意識に感じている
のかもしてません。

この調査を行った、日本間取り協会もコメントで
「住宅会社は間取りに問題がある事に
気づいていないので、同じ問題をくりかえるす」

といっています。

建て主の側も、
「間取りに不満の人は多いが、
自分で注文したからしょうが無い」
不満を言わない人がほとんどだとのことです。

自分はうまくいく。と思いたいのはやまやまですが、
注文住宅を建てた建て主の95%の人が間取りに
不満という事はほとんどの人が不満になるという事です。

満足がいく間取りをつくるには。

・たとえば、相手から、専門家らしい提案
する業者に依頼する。(専門家らしい提案とは、
建て主の言った通りの間取りを作成するだけではなく、
時には建て主の要望に対して、その要望に問題があれば
問題点の説明とそれに対する代替え案を提示してくる事
が重要です)

・ご自身が様々な方向から客観的に間取り図を見て、
検討して少しでも引っかかる所は、
相手は専門家だからだと遠慮せずに、
間取りを作成する相手に意見を言うことも必要です。

明日に続きます。