長期優良住宅と住宅性能表示について2

昨日のブログで
具体的には構造の安定性、建物の劣化軽減、断熱性能、維持管理について
住宅性能表示の等級を満たすことが求められていますので、
住宅性能表示の内容について木造を例に順を追ってご説明したいと思います、と書きました。

基準法、長期優良住宅、住宅性能表示の違い!

長期優良住宅についてご説明する前に、なじみのある住宅を建てるのにかかわる法律
建築基準法 長期優良住宅 住宅性能表示の目的
を要約して書いてみたいと思います(すみません長期は昨日と重複しますが)

・建築基準法:建築物の敷地、構造、設備の最低限の基準を定めている

・長期優良住宅:長期にわたり良好な状態で使用するための措置を講じるよう定めている

・住宅性能表示:住宅の性能に関する表示の共通ルールを定め相互比較をできるように定めている

建築基準法ですが「最低限の基準」を定めと書きましたが、これは私の主観ではなく第一条に
はっきりと書いてあります。

長期(長期優良住宅)は多くの項目で性能表示(住宅性能表示)の等級で評価していますが、
その性能表示は等級1=建築基準法同等のレベルで
等級が上がるほど上のレベルの性能があることを示しています。

長期の説明では性能表示の等級を記載してご説明する場合もあると思います。