DIYと聞くと、大変そうだなーという印象を持たれる方は多いと思います。
たしかに、大変そうだし一部の手先が器用で腰の軽い人の趣味。
自分じゃむり、と思うひとは多いと思います。
私もDIYなんておっくうでそんなのやれる人はすごいなーと思っていました。
ただ冷静に考えてみると、住宅を造って売る人、要するにプロの職人と同じ出来にしようと思えばそんなのむりだと思ってしまいますが、住みながらコツコツと、一日にできる作業はそれほど多くなくてよい。 そういうことであれば私にもできます。
最終目的は何でもいいのです。「あったかい家にしたい」「プロに頼むと高くなるので自分でやっちゃう」「自分で好きなデザインに造りかえる」「自分が気に入った木、石、しっくい、をふんだんに使ってみたい」「本に囲まれた部屋がほしい」
最初は簡単なことから始めればいいのです。例えば、押入れの中間の段を取ってクローゼットに変えてみるとか。押入れのふすまはそのままにしておいて、中だけリフォームするのです。万一失敗してもふすまで隠せますからね。また、気に入ったタイルを接着剤で壁に貼り付けてみるとか、木製の塀やウッドデッキを塗装してみるとか。
最初は簡単なところからスタートしては、と言いましたが簡単なところに壁自体をいじることは含めないほうがいいでしょう。壁には電気配線や建物を地震被害から防ぐための耐力壁が入っている場合があります。
例えば、いじろうとした壁にコンセントがあったり、スイッチが有る場合は壁の中に電気配線が入っていることがわかります。建てたときの図面を見れば耐力壁の位置がわかる場合もあります。
いくつか注意するところはありますがそれを守っていれば自分のペースでコツコツとやっていけるんじゃないでしょうか。