家をオーダーするには
設計者、施工者とのコミュニケーションは欠かせない。
過去に受けた相談に、
設計者には自分の要望は伝えてあったにもかかわらず
設計が終わり
工事がどんどん進んでいく。
要望したことをいつ施工するのだろう
と思っているうちに
現場は仕上げ工事まで進んしまった
心配になり相談に来たということがありました。
建て主が要望したという内容を
設計者は聞いていないといっています。
施工者は図面には要望したという内容は
書かれていないし、見積もりにも記載していない、
したがって契約の内容にもないと言いっています。
よくよく聞いてみると、
建て主の方は、設計の打ち合わせの時に要望した
と言って言っていますが、
設計者は一般的な話としてはそのような話はあったように
思うが、その時に要望だとは思わなかったと言っています。
建て主は相手が専門家だから自分がいろいろ口を出すと
気を悪くして、
家づくりがやりにくくなるのではないかという不安で、
なかなかはっきりと口に出すことが出来なかったのかもしれません。
そういう方は結構多いと思います。
しかし、工事が進んでしまうと
気が付いた時にすぐ対応していれば
出来たことが、簡単には出来なくなってきます。
要望や疑問は早めに伝えるようにしましょう。
自分が考えているのとは違う。
なんだかこんな材料でいいのか?。
この工事方法でいいのか?
など、
気になった時には早めに設計者や施工者に伝えるようにしましょう。
建て主からの、後戻りのない早めの疑問に対しては、
設計者や現場監督はその疑問に対して
丁寧に説明してくれると思いますよ。