自由に建築する方法オープンシステム(分離発注方式)

オープンシステム(分離発注方式)は

住宅をより自由に建築する方法です。

住宅会社に

家づくりを依頼した場合を

設計・施工一括発注といいますが、

住宅会社は

自社で住宅を設計・施工するのではなく

実際の設計や工事は

工事は基礎屋・材木屋・大工・電気工事店

・給排水工事店・建材問屋・建具屋

・下請けの設計者などの

協力会社(下請け)に依頼しています。

場合によっては実際の工事を行っているのは

下請けの下請け(孫請け)なんてこともあります。

当然ですが下請け孫請け業者は経費と利益を計上しています。

住宅会社はその各協力業者を

まとめてマネージメントしています。

一括発注の場合、当然住宅会社も

経費や利益が必要ですので、各協力業者の工事費に

経費として上乗せした金額が建設費となり

工事費は膨らんでいきます。

オープンシステムは建築費の割り振りも建て主の自由になる方式

オープンシステムでは住宅会社に代わり

建築士が各業者をまとめることで

一括発注とした場合に発生する

中間マージンをカットする

建築方法です。

建築資金をどのように割り振るか、

例えば、仕上げを豪華にして

設備機器はそれほどお金をかけないとか

建築士と相談しながら

建築費の割り振りも建て主の自由裁量で

行えるのがオープンシステム(分離発注方式)です。