最近訪ねた建物「つくばセンタービル、香取神宮と佐原の町並み」

今日は常磐方面に行くことに決めた。

目的地は筑波学園都市それから千葉方面に向かう。

 

いつも通り朝早く家を出る、なるべく都心を早く抜けたいので、

首都高速横羽線と環状線を使う、平和島のパーキングによる。

 

常磐道、けっこうとばす車が多い。

桜土浦ICで常磐道を降りる。

目的のつくばセンターに行く前に、JAX(宇宙航空研究開発機構)によった。

敷地内をぐるっと一周回ってみた。

 

つくば駅前広場。

左手がつくばエキスプレスのつくば駅だけど、

訪れたのが2020年9月、日曜日のせいだろうか人通りがほとんどない。

 

つくばセンタービル。

 

つくばセンタービルのホテル棟。

つくばセンタービルはポストモダンを代表する建物。

完成から35年以上たっているが思ったより綺麗に保たれている。

 

センタービルの前の広場。

この広場はミケランジェロ設計のローマ、カンピドリオ広場のパターンを反転させたデザイン。

 

広場も思ったよりも綺麗に保たれている。

 

 

つくばから国道125号線で東に向かう、

国道125号線は霞ケ浦の西側を通る道路、

沿道は低湿地という感じで、小さい川や湖沼が点在している。

美浦村には広大な敷地のJRAの美浦トレーニングセンターもある。

向かうのは千葉県香取市。

 

写真は香取神宮一の鳥居

なぜか、昔の時代劇で道場破りのシーンなどで剣道場の床の間に

鹿島神宮と香取神宮の掛け軸が掛かっている。

鹿島神宮は常陸国一宮、香取神宮は下総国一宮、

香取神宮が利根川の南に対して鹿島神宮は利根川の北、

位置的にすごく近い。

勝手な想像だが、

古来、河川は今とは違い大雨のたびに流れを変える

大蛇のようで古代の人には神様と結びつけたのではないかと?

特に利根川は大河だしね。

 

 

総門

 

楼門

総門は江戸時代の元禄年間の造営で

国指定重要文化財に指定されています。

 

狛犬、阿形と吽形

木彫りで形も美しい。

香取神宮の狛犬は高さ18㎝ほどの古瀬戸のものが

国指定の重要文化財に指定されているらしい。

 

 

拝殿

 

香取神宮から水郷として知られる佐原に向かう。

佐原の街道沿いの建物(この通り現在は忠敬通りという名称がついているようだ)

古い蔵もある。

 

忠敬通りの忠孝橋。

この橋の両側が水郷佐原の町並みが残っている地域のようだ。

忠孝橋の北側。

 

 

忠孝橋の南側。

 

古い建物も残っている、

建築も文化。

古い建物は

日本が受け継いできた文化的な薫りと工業製品には無い

多少の年月には負けない風格がある。

 

橋の南側にある「伊能忠敬旧宅」。

伊能忠敬はこの家で17歳から50歳までのおよそ30年間暮らしたそうだ。

 

 

伊能忠敬旧宅の前に架かっている水道橋

たまたま放水していた。

昔から水と人が通る橋が架かっていたのか?

 

放水を確認した後、県道56号線で匝瑳市の九十九里浜まで行き、

九十九里ビーチラインから先は有料道路を乗り継ぎ帰宅する。